ホーム >旅の軌跡> 旅の写真(乗鞍・平湯温泉旅行)

8月11日(祝 木) 待ちに待った旅行当日。松本まで勇輝と一緒にドライブ。ここ松本城で勇輝と別れ、松本駅まで隠田と野々垣を迎えに行く。見ての通りの良い天気。でも天気予報では翌日からあまり天気が良くないんだよね。松本城には最終日に3人でまた来る予定なので城内には入りませんでした。(勇輝は入ったけどね)
結局、最終日の松本城見学はカットとなり来ませんでした。

出発日の松本行きあずさ1号にて、東京出発チームののんのんと私の合流写真。
車内はそこそこ混んでいて、コロナに感染する危険を冒さぬよう私は2重マスク状態。(隠)

出発前の1枚。無知故の笑顔とはいえ、久々の自転車旅行。それは笑顔にはなる。(野)

12時20分。モビリティステーション奥飛騨前。ここでe-bike(電動自転車)をレンタルしました。ここ(標高1254m)から乗鞍畳平バスターミナル(標高2702m)と標高差約1,450mを駆け上るのだが、電動自転車なら大丈夫と3人余裕の表情。
でも、よく考えたら東京タワー4本分よりも高いんだよね。

出発して間もないが、電動アシストの恩恵を受けても、かなりきつい坂を上っている。すでに下を向いて、ヘタバッテいる私である。(隠)

おぉー、すごい傾斜。でも、電動機付き自転車もあり、まだ余裕あり、の1枚。(野)

平湯久手線(県道485号)と乗鞍スカイラインが交わる二つ手前の急カーブで休憩。電動アシストをもってしても足をプルプルしながらようやく上っています。モビリティステーション奥飛騨前でもらったサイクリングMAPには、この平湯久手線が畳平までのルートの最難関箇所とありました。

先と同じ場所。足元には三脚があります。写真を撮ってくれる人がいないと踏んで用意しました。富士山自転車旅行の教訓です。しかし、電動アシストが付いていなかったらここまで絶対自転車を引いてたよ。

13時15分。乗鞍スカイラインとの合流地点。ここで休憩しおにぎりを食べました。「あの山の頂上がゴールかなぁ」「いや、あっちじゃない?」「あそこだったらもうダメだよ」などと話していたのですが、いやいや、全然、ゴールはここからじゃ見えないほどもっと先でもっと高かったです。知らぬが仏とはまさにこのこと。

ドライカレーおにぎりを食べてエネルギーチャージ中の野々垣。隠ちゃん、早くも帰りたいと言っていました。

13時40分。標高1948mの夫婦松展望駐車場まえです。mapによるとここまでの電動アシストのお勧めモードが「オートマチック」で、この先が「ロング」とのこと。しかし、それが嘘であることはすぐに発覚しました・・・。「ロング」なんかで上れるかーい!

いや~、ポーズ決めちゃうのんのんは元気だね~。私なんて、顔が引きつっているじゃん。(隠)

後ろに見えるのが大黒岳(だいこくだけ)(2772m)です。

夫婦松で、エネルギー補給。まだ、前半の前半なのはこの時は知る由もない。右手に見えるのは皆見の赤い電動機付自転車。(野)
いやいや、ハンドル見てよ。写真を撮ってくれた70歳くらいのレジェンドライダーの自転車だよ、野々垣。。(皆)

14時45分。私は休憩せずに走っていたため、隠田、野々垣よりずいぶん前にいます。本当は二人と一緒に休憩しながら走りたいんだけど、休憩すると二人に置いてかれてしまう(意外にも、隠ちゃんが早い。私は普段の運動不足が祟って一番遅い)ので休憩するのを我慢しているのです。つづら折りの坂の上から野々垣と隠田の雄姿をパシリ。

森林限界を超えているせいか高い木がなく、つづら折りの道路の先に見える、はるか上の皆見になかなか追いつけない、バッテリー残量も心もとない、心折れまくり中の私であった。(隠)

森林限界を越えているので見晴らしが最高。ちなみに、乗鞍スカイラインの森林限界は、標高2,500mと言われているそうです。

この辺りは、若くないことを自覚しているのでこまめに休憩。隠ちゃんからもらった飴が意外にも体力回復に効果的だった。ありがとう、隠ちゃん!(野)

1枚前の2人が休憩している場所からつづら折の道を上りきったところ。
乗鞍スカイラインでは、平成15年(2003年)からマイカー規制を行っているので、たまに観光バスが通り過ぎる程度。チャリダーにとっては走りやすいです。
正面に見えるのは大丹生岳(おおにゅうがたけ)。

15時。3人揃っての記念撮影。1枚前のバスが写っているあたりで休憩です。景色が良かったなぁ。
スマホの電波状況が悪く、ゴールの畳平バスターミナルまであとどれくらいか良くわかりません。

逆方向からもう一枚。この後、隠ちゃんの電動自転車のバッテリーが残り16%(野々垣と私は40%)と危険水域だったので私のと交換しました。減り具合から、たぶん自分ならゴールまでもつだろうと思ったんだけど、けっこう不安だったりして。

15時20分。ここで道が真っ直ぐと左に分かれていて、どっちに進むのかわからずいったんマップを確認することとなりました。私のスマホは正しく現在地が表示されず、隠田(あれ、野々垣だった?)のスマホでこの道を真っ直ぐ進むこと、ゴールの畳平バスターミナルがすぐそこであることを知る。
3人ともスマホのキャリアが違うので、電波を拾える期待値は高い。(隠田…ドコモ、野々垣…Yモバイル、皆見…楽天)

真ん中の自転車は隠田の自転車。左の赤い自転車は私(皆見)の自転車である。隠田と野々垣の自転車は見た目は同じ。
ちなみに、二日後に知るのだが、この場所はご来光バスが止まる、「ご来光登山口」です。ご来光登山はこの写真、左手側の道を進んでいきます。

富士見岳と鶴ヶ池。
乗鞍岳の山上には23の峰と7つの湖沼があり、そのひとつがこの鶴ヶ池(標高2694m)。
鶴ヶ池もかつては円形だったそうですが、23峰の一坐である大黒岳から流入する土砂で現在の形になったとか。ちなみに鶴ヶ池の名前の由来は、その形が鶴に似ているからだそうです。似てるか?

野々垣、決まっているねぇ。ゴールはすぐそこ。赤い屋根のとこです。野々垣の先に隠ちゃんもポーズをとっています。
正面に見えるのが不動岳です。

15時30分。ようやくゴール!出発してからここまで3時間10分かかりました。電動自転車とはいえ、今年50歳の中年オヤジがよく頑張った!
鶴ヶ池をバックに3人感動の記念撮影!

同じ場所を向きを反対側から。後ろのバスが止まっているところが畳平バスターミナル駐車場です。
後ろに見える山が恵比寿岳です。

私は、やっと目的地に到着し、感無量で天を仰いでいる。。。わけでなく、疲れすぎて意識が遠のいてふらついていたのである。(隠)

一つ前と同じ場所。デジカメからスマホに変えて写真を撮ります。青い空、白い雲、緑の山!最高の景色です。

私は一応、おちょこ口にして変顔しているつもり。思ったほど変ではなく、ちと残念。(野)

最初に戻って、鶴ヶ池をバックにスマホで再度パチリ。写真撮影をお願いした人、サービス精神旺盛で何枚も撮ってくれます。

今度はスマホを横にしてもう一枚!

畳平バスターミナル内にある「乗鞍岳畳平」の看板前で記念撮影。標高2,702mのところに注目!

前の写真とほぼ同じ。安堵が顔にでてますな。(野)

改装中の銀嶺荘。最初、星が良く見えるという理由で、ここに泊まろうか検討したんだよね。(翌日以降天気が曇っていたし、満月にあたってたから、平湯温泉で正解だったけど)

乗鞍本宮の中ノ宮。五十猛大神(いそたけるおおみかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大山津見大神(おおやまつみかみ)、淤加美神(おかみのかみ)の4神を祀っている。 ちなみに、奥宮は剣ヶ峰の山頂にあります。

乗鞍岳は白山、富士山、御嶽山、立山などと並ぶ信仰の山で、乗鞍本宮は養和元年(1181年)に木曽義仲の家臣が登頂し社殿を建設したと伝えられる古社。
当時は鞍ヶ嶺神社と呼んでいました。
信心深い(?)我々3人は、早速階段を上ってお参りをし、その後バスターミナル内の自販機でジュースを買って休憩をしました。

翌日ご来光登山を予定していたので、帰りのバスの時間をチェックしました。

見ての通り外の気温は12℃です。最初は頑張って上ったおかげで体が熱く気づかなかったけど、休憩を終えると外の寒さにびっくり。3人とも慌てて長袖、長ズボン、手袋を装着します。野々垣、手袋を休憩したバスターミナル内に置き忘れたことに気づき、取りに戻る一幕も。

15時30分。畳平バスターミナルから約40分で戻ってきました。上りは約3時間かかっていたのに!
これでも、スピードが出すぎないようブレーキかけっぱなしでゆっくり下りてきたんだけどね。
服装が上りと変わっている点に注目。

今日のアクティビティも無事終了し、あとは宿に戻るだけー、という安堵感で、もう一枚パシャリ。頂上のグロッキー状態と違い、私も意識が回復した様子(キリっと2重顎)である。(隠)

私、何かすでに酔っぱらっているように見える。やっぱり自転車旅行の後のビールはうまかった!隠田は何か決め顔しているのか??(野)
メニューをうちわ代わりにしているくだりは野々垣の日記を見よ。(皆)

温泉上がり後のビールは最高!
念願だった乗鞍自転車制覇も果たしご満悦です。

夕飯は豪華飛騨牛ステーキ付きプラン!
蕎麦から始まって、刺身や飛騨牛ステーキ、天ぷらなど出てきてとても満足。ちなみに宿での夕食は今回が最初で最後。明日は外で食べます。節約です!

食事付の旅館。いかにもな食事を味わう、も結構なボリュームで満足。そういえば隠ちゃんからおかず(エビの天ぷら)もらった。(野)

飛騨牛ステーキおいしすぎでしょ!ニヤリ顔が怖い私であった。他もおいしく、もちろん完食しました。(隠)

8月12日(金)
本日はご来光バスに乗って畳平バスターミナルから剣ヶ峰に登る予定だったのですが、前日の天気予報が朝から雨だったため最終日に変更。そのため、今日は急遽上高地を散策することになりました。正直、昨日の疲れが抜けきっていないので、この予定変更は結果的に良かった。

平湯温泉バスターミナルから「ひらゆの森」の方の様子をパチリ。
天気予報では、早朝から降っていた雨も11時くらいから止み、くもりになるとのこと。予報通り3人が出発するころには雨も止み、ご覧の通りに。今朝の雨の降り具合から、本当に雨が止むとは思わなかった。これも我らの晴れ男パワーのなせるわざ?

11時発の上高地行きに乗ります。
ちなみに乗鞍山頂行き、3時30分発のご来光バスは明日乗る予定。ただし、このご来光バスは雨の場合、運休となります。(運行前日、正午の気象庁発表「岐阜県飛騨地方」降水確率で40%以上の場合を基準に判断しているそうです。)

バス停から温泉街に向かってパチリ。
我らの宿は後ろに写る白い車が出てきた道を少し上がったところにあります。コロナ蔓延防止のため、普段はマスクをしています。

「るるぶ '23 信州」より抜粋
③の田代湿原から④の田代橋へは、梓川コースを通りました。

いざ出発。約4㎞の行程!(野)

同じ場所でもう一枚。
隠ちゃん、2枚目を撮る時はなぜかキリッとした表情をします。隠ちゃん2枚目の写真に注目。
後ろに見える大正池は、大正4年(1915)の焼岳の大噴火によって、一夜にして生まれたといわれるせき止め池。梓川をせき止めたため梓湖と呼ばれていたが、いつのまにか大正池と呼ばれるようになり定着したそうです。水没した林は幻想的な立ち枯れとなり、神秘の景観をもたらしていたけれど、その立ち枯れも年々減って今はこんな感じです。

周囲の山や森も静かな上、大正池がとてもきれいで、池の中から水面上に見える枯れ木などは「釣りキチ三平」のシーン(カルデラの青鮒)に出てきそうな雰囲気だった。(隠)

フジアザミ(富士薊)がちらほら咲いていました。
ちなみに、アザミはスコットランドの国花だそうです。理由はネットで調べてみましょう。

11時50分。大正池に到着してから30分ほど経っています。
昨日の畳平ヒルクライムに比べれば全然余裕の三人。

私だけが何かちょっと疲れて見えるのは気のせいか!?(野)

まだキリっとできる私である。(隠)

田代池の現在までの成り立ちの説明です。
要するに昔は大きかった田代池も現在は土砂などが溜まって小っちゃくなってしまったそうです。

~上高地公式HPより抜粋~
日本アルプス・上高地を世界に称賛し、楽しみとしての登山を広めた日本近代登山の父、W.ウェストン。日本に3度来訪したウェストンは、大正3年(1914)上高地を離れる日の最後に田代池を訪れています。著書にはこんな言葉が記されています。
「早朝、すがすがしく澄み切ったなかを、私たちはしょんぼりと梓川谷をくだっていき、人影のない田代の池を通りすぎた。鏡のような沼面は穂高の灰色の断崖と輝く雪を静かに映していた」。

ちなみにお気付きの方も多いと思いますが、この日の私はサザンTシャツ、サザンタオルとサザングッズ祭りです。(野)

隠ちゃん「キリッ!」の図。
田代池から梓川コースを通って田代橋に行く途中、梓川への横道(行き止まり)を通ってここに来ました。この後、雨がだんだん強くなってきます。

この写真を撮る時はほとんど雨が降っていないけれど、このちょっと前はけっこう雨が強かった。田代橋のたもとにバス停に似た小さい小屋があるけれど人がいっぱいで入れず、三人、木の下で雨宿り。雨合羽を出そうか悩んだものの、5分くらいで雨が小降りとなったので、私はナップザックだけカバーをすることにしました。

水面に靄がかかって、雨も激しく降ってきた。まだ今日のアクティビティの前半部分の半分程度しか進んでいないことを知り、キリっとできなくなりつつある私である。(隠)

明治24年(1891)に初めて上高地に入山し、明治29年(1896)、著書『日本アルプスの登山と探検』のなかで上高地の魅力を世界に紹介したイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンを称える記念碑。上高地を世界に広く称賛し、登山の楽しみを日本人に紹介した氏の功績を称え偲び、毎年6月には「ウェストン祭り」が開催されるそうです。

レリーフは昭和12年(1937)に掲げられたものの、その後、第二次世界大戦が勃発。敵国となった英国人のレリーフはわずか5年余りで取り外されてしまったそうです。その後、日本山岳会に保管されていたレリーフは空襲により一部が焼損してしまったものの修復され昭和22年(1947)6月14日に現地に戻されたそうです。

12時50分。河童橋に到着しました。約1時間30分の行程です。
河童橋の周りはお洒落な感じの店が多く、そして人もたくさんいて、どの店も行列です。
穂高連峰を背景とした河童橋の写真が有名だけど、この日は曇っていて穂高連峰が見えなかった。残念。

~上高地公式HPより抜粋~
河童橋という名前の由来には「その昔、ここに河童が住んでいそうな深い淵があった」とか、「橋のなかった時代、衣類を頭にのせて川を渡った人々の姿が、河童に似ていた」など諸説あります。芥川龍之介(1892-1927)が昭和2年(1927)に発表した小説『河童』のなかで、上高地や河童橋が描写されていることで、その名が広く知られるところとなりました。

見ての通り、人が絶え間なく河童橋を行き交っています。
この後三人は、雨のお陰でベンチが濡れて座れないため、川原に下り平湯温泉バスターミナルで買ったおにぎりを食べました。

橋の下で1枚。周辺にソフトクリームなどを売ってる店があったが、ケチってしまった。生来の貧乏性は直らない。少なくとも私は。(野)

おにぎりを食した後、(コロナ禍なのに観光風の)外国人に写真を撮ってもらった。シャツは汗でびっしょりだが、体力が回復し、キリっとできた私である。(隠)

川原から見上げる河童橋。正直、橋自体は大したものじゃない。

隠ちゃん、「山頂の岩がまるごと落っこてきたらみんな死んじゃうんだろうな」と申しておりました。

河童橋を渡る前、橋のたもとの光景。後ろの店でソフトクリームを売っていたので食べたかったけど、並んでいたので諦めました。

皆せわしなく橋を行きかうので、中々写真をお願いできず、たまには自撮りで良いんじゃない?ということで、河童橋の上から自撮りしました。

本当は穂高連峰が見えるはずなんだけどなぁ。
見ての通り、ガスっています。

私の後ろには本来焼岳が見えるのですが、残念、ガスっていて良く見えません。

女性二人が互いに写真を撮っていたため、私が「写真撮りましょうか?」と声をかけつつ、先方がお願いしてきたらすかさず、「後で私たちも撮ってください」とお願いしました。隠ちゃん、1枚目からビシッ!のポーズ。もしかして、かっこつけてる!?

そりゃ、食後で元気出たし、女の子の手前、(1枚目の写真から)キリっとしちゃうじゃんね(by隠田)

上高地バスターミナルに行く途中に見つけました。2016年8月11日「山の日」が制定され、その第一回記念大会が上高地にて開催された記念碑。記念碑の真ん中の黒いラインは、第一回記念大会の“1”を表しているそうです。

上高地バスターミナル。
当初の予定では河童橋からさらに明神池までの8kmのコースを散策し、上高地を完全制覇する予定だったのですが、景色も変わり映えしないという理由で平湯温泉にもどり、深山荘の露天風呂に行くことになりました。

上高地バスターミナルはご覧の通り結構賑やか。ここに13時20分に着いたのですが、平湯温泉に戻るバスがなんと13時30分とちょうど良いタイミング!
ほとんど待たずに上高地を後にしました。

我々が泊まった「山荘 湯の里」のお風呂。
平湯温泉に戻った我々はつるや商店で明日登山用に飲み物とチョコレートを購入した後、車に乗るため一旦宿に戻ってきたのです。今なら入浴客もいないと思い風呂の様子を撮りました。

正直そんなに広くは無いですが、いつ来ても他の客がいなかったので十分満足です。

露天風呂。
1日目は朝3時、2日目は朝1時40分、めちゃ早い時間に隠ちゃんに誘われこの露天風呂に浸かってたなぁ。その間、野々垣は爆睡中でした。まぁ、それが普通だけどね。

この吊り橋の向こうが深山荘です。
当初の予定では、ご来光登山後、再度電動自転車を借りてここまで来る予定だったのですが、前日の天気予報で今日の午前中いっぱい雨とあったため、昨日のうちに自転車はキャンセル。なのでここまで車で来ました。しかし・・・車で正解だったと道中話す三人。平湯温泉からここまで思ったより遠かった。

私(隠田)が手に持っているのは風呂上り後の着替えである。だいぶお疲れ状態で、同じ構図でキリっとできていないね。(隠)

吊り橋を渡って、露天風呂と反対方向の様子を撮影。さすがに露天風呂(混浴)の方は撮れないでしょ。

深山荘前。
ここの露天風呂は混浴で風呂が川に向かて三段になっており、最後は川に入れる構造になっています。料金も一人500円と良心的。貴重品としてスマホをロッカーに預けたのですが、車の鍵を入れ忘れ、ちょいちょい着替え用の小屋が気になる私。

うぉー、露天風呂~。混浴~。ただし、混浴に対する過剰な期待は禁物だと、この後思い知らされるのであった(笑)(野)

<参考 深山荘HPより>
男性専用露天風呂一段目の様子。
左の建物で男性は着替えます。

<参考 深山荘HPより>
手前が、男性専用露天風呂二段目、奥が混浴です。

<参考 深山荘HPより>
露天風呂三段目と川です。 この写真では服を来ている人が多いけど、うちらの時は男性はタオル一丁、女性は湯浴みのみで服を着ている人や水着の人はいませんでした。但し、若い女性は皆無です。。

あぁ露店風呂は良いね。みんなリフレッシュした顔しているよ。ピチピチのギャルが混浴にいたら、なおグレートだったよ(泣)。(隠)

平湯民族館にある「お食事処 禄次」。この日の夕飯はここで食べました。我々の宿から歩いて1分ほどとメチャ近くてとても便利。17時開店とは知らず、10分前に着いてしまったのでちょっと待つことに。昨夜の宿の食事はなかなかご飯が出てこなかったのですが、この店ではビールを頼みつつ、すぐ「飛騨牛入り禄次牛めし」を3人前頼んでしまいました。

失礼ながら、雰囲気のよい店でびっくり。当然、ビールは食事のお供。普通に唐揚げが一番うまかった気が…。いや、ラーメンかも(野)

平湯限定酒 ひらゆの森(300ml)。
限定に弱い我々は早速頼んでしまいました。隠ちゃん、酒が弱くなっていて昨夜もビールをちょこっと。今回もトマトジュースとこの日本酒をちょっと飲む程度でした。

出発前の平湯バスターミナルのロビーにて、超早朝にもかかわらず元気な3人である。寒さ対策にかなり着込んでいるが、まだ我々はこの後のさらなる激寒(げきさむ)を知らない。(隠)

3時30分のご来光バスに乗って乗鞍畳平へ出発する直前。気合が入っています。
私は右ひざが痛かったので実は登山ができるか不安でした。

写真は畳平バスターミナルの様子。
4時30分にご来光登山口で下車し歩き始めます。風が強くて寒かったけど満月だったこともありそれほど暗くはありません。
大黒岳登山口とは反対側の道を進んでいます。

二人ともヘッドライト付けっぱなしだから顔を写ってない!

ここまで着込んでも、超寒いですから!
写真撮ったり、道を検索したりで、立ち止まるとさらにね。(隠)

朝の山の寒さをなめていた、もう自分的には切り札のギンガムチェックを着ている。ヘッドライトは恰好から入る私としては満足!(野)

乗鞍バスターミナル裏手にあるお花畑周回コースが見えます。この後、けっこうガスってきて、油断すると前の登山者を見失いそうになりました。

5時15分。肩ノ小屋裏手の剣ヶ峰登山口。
この先、いよいよ本格的登山となります。けっこう明るくなっていますが、ガスっていて太陽は見えません。感動的な日の出のシーンは幻で終わりました。。

早朝で人もいなく、荷物を軽くするためカメラも三脚も置いてきたため、三人での集合写真が撮れません。ここにあったベンチで宿で作ってもらったおにぎりを各自1つ食べて出発しました。

うむ、もうへばっている私である。
先ほどの小屋を出てから道が一気に変わった。さっきの激寒だった時の道とこの時の道を見たら分かるじゃん、傾斜角度や石や砂利の大きさやらね。(隠)

ガスっていてゴールが全く分かりません。うっすらと見える山頂を目指し、とりあえず進みます。

雲の隙間から太陽が見えました。
もう、あそこまで昇っていたのか。。想像していたご来光登山と違うんですけど。

太陽がはっきり見えました。やっぱり昼間の太陽とは違うなぁ。早朝登山の雰囲気が出てきます。

膝に負担をかけないようゆっくり登るため、勝手に私が先頭を歩いています。肩ノ小屋までの道と勝手が全く違って登山らしい非常に歩きづらい道が続きます。

おー、今見るとプラトーンの1シーンみたいだ。は、言い過ぎか。(野)

皆見、のんのんよ、笑顔だな。私なんてどうよ(困憊)。(隠)

朝焼けを楽しむ余裕はなかったなぁ。(野)

野々垣、50歳になっても相変わらずサービス精神旺盛です。写真を撮っていないときは疲れてこんな余裕ないんだけどね。

手前の赤い建物が肩ノ小屋です。霧が晴れて来て美しい景色が眼下に広がります。
肩ノ小屋の後ろに摩利支天岳がそびえ、頂上に乗鞍コロナ観測所が見えます。

太陽もだいぶ昇ってきました。朝の太陽って黄金色で奇麗だよね。日が昇る瞬間は見れなかったけど、これはこれで来たかいがありました。

ちょっと目を話すとすぐ景色が霞んでしまいます。

景色は良い!空気も澄んでいる!が、酸素も薄い!
まだあそこに先ほどの小屋が見えるのだが、かなりグロッキー状態の私である。(隠)

隠田はここで下山を決意。この写真も、何かを決意しているように見えなくもない。(野)

気力充実!のように見えますが、実際はヘトヘトです。普段運動してないからね。

コロナ禍のテレワークでも、毎日1時間のウォーキングや週末のテニスで、それなりに体力はあると思っていたが、酸欠状態で意識朦朧(目が細い)なため、この後下山を決意する私である。いや、マジで死と隣り合わせな登山だったので、1人で帰るのも怖かったよ。(隠)

隠ちゃんが下山を決断したことで、野々垣と二人で登ることに。野々垣、かなりお疲れの様子。私も同じだけどね。二人、できるだけ両手を使って這うように登ってます。見た目はあれですが、その方が足の負担が減るし、何より安全。

また、霧が出て来て、この先どこに続くのか分かりません。今思うと、遠いゴールを見せられるより、「あの辺かなぁ~」と近い目標を設定しながら進めたので、精神的には良かったかも。もちろん、霧が晴れた方が景色が楽しめるんだけどね。

6時19分。いきなりですが、剣ヶ峰山頂です!
途中、風がメチャクチャ強く、霧も出ていて写真を撮るどころではなく、ただひたすら登ってました。
この写真は山頂に着いた直後、一瞬霧が晴れた貴重な一枚。この後、山頂はずっと霧に覆われてしまいます。

ここまで長かった~。何しろ両手両足を使ってへばりつくように登ってきたから。疲れた~。(野)

剣ヶ峰山頂の長野県側に朝日権現社、岐阜県側に乗鞍本宮が背中合わせに建てられています。
写真は長野県側の朝日権現社です。
実はこの時、この小さな社が乗鞍本宮奥宮だと思っていて、この後ろ側に社があることを知りませんでした。

またガスってきました。野々垣髪型に疲れがにじみでています。眼鏡にも霧で水滴がつき、何回拭ってもしばらくするとまた溜まるんだよね。
山頂まで登る間はほとんど人を見かけなかったのに、ここはけっこうハイカーが多いです。早朝登山でこれだから、普通の時間帯では頂上付近で渋滞する話も納得です。

隠ちゃんと三人でここまで来たかったというのが正直な思い。
隠ちゃんは断るだろうけど、私の思いは、隠ちゃんと野々垣と一緒に今度こそ3人でここに来たい。
この写真、左上すみが黒いのは野々垣の指がかかっていたから。実は左側、切り取っているんです。今は写真加工が手軽にできるよね。昔じゃ考えられない。

これは疲れてるわぁ~。腕が上がってないし。(野)

野々垣、少し休んで調子が戻ってきました。
お互い、ここまで怪我無く登れて良かったよ。
野々垣から達成感を感じます!

皆見の達成感もはんぱない感じ~。よい笑顔だね。私にしてはよい写真がとれたなぁ。(野)

乗鞍岳山頂の奥宮の信州側に建つこの朝日権現社は、東側を向いた小さな社ですが、直下に小岩窟があり、江戸時代に円空上人が参籠した場所と伝えられているそうです。
社の左右から奥の方にまだ行けることに気づき、我々、社の裏手側に行ってみます。

すると、鳥居を発見!その隣には・・・
(ちなみに鳥居の写真を撮り忘れたので動画から切り抜きました。)

なんと絶好の撮影スポットがあるじゃないですか!

ということで、早速ここで写真を撮ります!
剣ヶ峰登頂成功~!!

野々垣~!タオルが標識にかかってるよ!

3000m越え。充実感あり。も、もう少し晴れてればなぁ~、って思ってたら「実は、さっき彼女にプロポーズしてOKもらったんです!」と晴れ晴れした表情の人に出会った。やはり、人生はドラマだ!(野)

こちら、前の写真の反対側にある乗鞍本宮奥宮。
私はてっきり雨除けの小屋なのかなぁと思ってました。でも実はここが乗鞍本宮奥宮だったんですね~。
写真撮り忘れたので、こちらは動画から切り抜きました。

<参考 乗鞍本宮奥宮>
乗鞍本宮の全体像。どこかのHPからもらって貼っています。
うちらの時と同じような閉まっている状態です。

<参考 乗鞍本宮奥宮>
ちなみに、こちらが開店中の奥宮。宮司さんがいるんですね。
お守りとか売っているそうです。
ちなみにこの奥宮、昭和4年(1929)9月9日、頂上15坪を神社境内地として、大蔵省より無償譲与を受けたそうです。

<参考 晴れた日の山頂>
これもどこかのHPからもらって貼っています。
本当はこんな景色が見えるはずだったのですが・・・これ以上は言うまい。

長野県側に戻って、3月より登山を始めたという兄ちゃん(といっても30~40代と思われる)に写真を撮ってもらうようお願いしたころ、たぶんうっかりシャッターを押したと思われます。
ただ、この二人の様子がこの時のリアルな状態。霧も出て風も強くて・・・。写真撮る時だけ気丈に振る舞う二人なんです!

山頂最後のツーショット!
この後、この写真を撮ってくれた兄ちゃんと初心者でも登りやすい山について教えてもらっていたら、裏側からやって来たカップルが兄ちゃんに写真撮影をお願いするとともに「今、彼女にプロポーズしてokもらったんです!」と我々に報告!3人でおめでとうと拍手をしました。

頂上から見る帰り道の景色。
剣ヶ峰頂上から見る360°の大パノラマ!
・・・なにそれ?美味しいの?
しばらく頂上で霧が晴れるのを粘りましたが、景色は諦めて下山することに。山頂には20分ほどいました。
そうそう、山頂はスマホの電波の状況がとても良好だったので、下山前に隠ちゃんに登山成功の報告をしました。

皆見とのんのんが山頂に到着した連絡(Lineチャット)を、下山途中(まだ畳平バスターミナルの反対側)で受けたところである。(隠)

剣ヶ峰を下山しました。頂上手前にある「頂上小屋」。
ここにはトイレはありません。頂上に登る前に聞いてみたら「ないよ」とあっさり言われました。
登りの時、ここがゴールだと思ったらまだ先があったのでがっかりしたのを覚えています。まぁ、頂上まで目と鼻の先なんだけどね。

後ろに見えるのが剣ヶ峰山頂です。あとちょっとでしょ?
後は下るだけなので元気です。

かろうじて恰好つけてますが、寄っかかっていたに近いのが実際か…。(野)

プラトーン2~。自分では決まっているつもりだったけど…。中年太りは否めない。(野)

元気そうに見えますが、多分疲労のピークで、やややけくそ気味だった記憶あり。(野)

乗鞍岳頂上小屋内です。
左受付のところにあるピンバッチを購入したら登頂証明書も付いていました。ラッキー。

前の写真の左側の風景です。今思うとTシャツも買っても良かったかも。もちろん値段次第ですが。

乗鞍岳頂上小屋入口の風景。

登山客が来たので二人揃っての写真を撮ってもらいました。頂上、相変わらずガスっています。

乗鞍岳頂上小屋の看板です。

山頂小屋を出発して蚕玉岳(こだまだけ)に続く稜線です。風が強く、景色もご覧の通り。

しかし・・・あれあれ?霧が晴れてきました。向こうに朝日岳がうっすら見えます。

明らかに霧が晴れ青空が見えます。

正面の景色もご覧の通り。

後ろを見ると剣ヶ峰も晴れています。乗鞍本宮奥宮も鳥居も乗鞍岳頂上小屋もはっきり見ます!我々が去った後に霧が晴れる・・・。まさに、北海道自転車旅行、摩周湖の再来です!

やはり下りは楽だった~。これは、余裕の笑顔。(野)

頂上が顔で隠れてしまったのでもう一枚撮りました。私と野々垣の間に頂上が見えます。
この後、悔しかったので、「もう一度頂上に戻るか?」と野々垣に冗談半分で提案したら即座に却下されました。

朝日岳が今でははっきり見えます。

左手にはご覧の通り権現池も見えます。行きはガスっていて権現池なるものがあること自体気づきませんでした。

もう一度後ろを見ると、あれ?ちょっとガスって来ました。戻る意思はあっさり挫けました。
良く見ると左下に写っているのは蚕玉岳の頂上標識ではないか??

たぶん、この辺は蚕玉岳(こだまだけ)の頂上だと思います。ただ、当時は剣ヶ峰に行くルートの途中で蚕玉岳の頂上を通ることも知らず、従って蚕玉岳の頂上標識を探す意識もなかったので何も考えずに通過してしまいました。残念。。

<参考 蚕玉岳の頂上標識>
ちなみに、蚕玉岳の頂上標識(2979m)はこんな感じらしいです。2つ前の写真とこの写真、ほとんど一緒じゃない?でも、この標識には全く気づかなかったよ。

<参考 蚕玉岳の頂上標識 2>
今日(2022/8/28)知ったのだが、蚕玉岳の頂上標識は倒れていたらしい。この写真は2022/8/5に蚕玉岳頂上を撮影したfacebookの写真を拝借したのだが、木の標識は倒れており、標石のみ。実は、下山時に撮影した動画にも同じ様子が撮影されていました!
これじゃ、気づかないよね。

そう、これは楽しめた。晴れてきたし。写真もきれいだけど、実際はもっときれいだったなぁ~。(野)

眼下に乗鞍スカイラインが見えます。

風は相変わらず強かったけど景色がとても奇麗でした。 ちなみに私、稜線を歩いたのは今回の登山が初めてです。

権現池が見えている。山の中にある池、やっぱりきれい。(野)

<参考 パノラマ>
ちなみに、剣ヶ峰や権現池、蚕玉岳、朝日岳の位置関係はこんな感じです。

朝日岳をバックに2ショット。再び霧が濃くなってきて、野々垣も私もメガネが曇っています。この時、メガネが曇っているのか、ガスっているのかどっちなのか良く分からなかった。

野々垣、眼鏡を外してもう一枚!
しかし・・・お互い髪が薄くなったなぁ。。

これも、明らかに私はやけくそ。イメージはアントニオ猪木だったかと…。(野)

朝日岳山頂のアップです。

私が着ているウインドブレーカーは子どもが中学校の体育とかで着ていたものです。胸に名前が刺繍されています。捨てずにとっておいて良かった。

皆見も余裕がでてきたね。それだけ上りが大変だったからなぁ。(野)

霧が晴れていく様子と野々垣のポーズに注目!

この辺りは、ゴールが見えてきて余裕が。これはウルトラセブンのイメージだな。多分。(野)

これは、言うまでもなく初代ウルトラマンのイメージ。(野)

肩ノ小屋から東京大学宇宙線研究所に行く途中にある公衆トイレ。登りの時に大変お世話になりました。登りはここが最後のトイレです。

トイレの中を撮るとは・・・と思うことなかれ!山登りのトイレのキレイ具合は重要な情報なのだ!・・・と思う。
ちなみに、奥の個室で野々垣先生、精神統一中です。なんでも、頂上の時からピンチを感じていたとか。

肩ノ小屋から見た摩利支天岳山頂のコロナ観測所です。

肩ノ小屋前にて。
行きはまだ開いてませんでしたが、戻ってきたら開いていました。肩ノ小屋 では記念グッズの購入や食事が出来ます。
肩ノ小屋に着いたのが7時40分だったので、この登山口を出発して戻ってくるまで2時間25分かかったことになります。

やっとここまで戻ってきた~、喜びの表情は、実はやばかったウ〇コを豪快に出したからでもある。(野)

ここまでくれば、のりのりです。(野)

8月なのに雪が消えずに残っている「不消ヶ池(きえずがいけ)」をバックに野々垣、余裕の笑顔でポーズ。

行きは暗かった上、霧が濃くて気づかなかったけど、この通り非常に美しい景色です。肩ノ小屋からバスターミナルまでの道は歩きやすく、先ほどの剣ヶ峰までの道のりに比べたら天国です。

皆見ものりのりです。(野)

正面に見えるのが恵比寿岳、右が富士見岳です。

正面が富士見岳頂上。その右側に登山道と登山口が見えます。

富士見岳登山口。行きはここで登山口を登るのか、歩いてきた道をこのまま進むのか迷いました。詳しくは日記を参照。

プラトーン3~、じゃないよ。エイドリアーンfromロッキー(野)

摩利支天岳を裏から見ています。

前の写真の右側。不消ヶ池の背後にあるのは不動岳です。

<参考 パノラマ>
全体の配置はこんな感じです。他人のHPから資料を拝借出来ちゃうんだから便利な時代だよね。

ショートカットしようということで、行きとは違うルートで帰ります。
この道は花畑周回コースに続く道です。

ちなみに、ここがその降り口。赤い屋根のバスターミナルが見えます。

8時50分のバスに乗るためずんずん歩きます。

この辺りから霧雨が降ってきました。花畑周回コースとの合流地点が見えてきます。

遂にゴーーーール、ではないです。(野)

花畑周回コースと剣ヶ峰コーストの合流ポイント。

自分的には石原裕次郎ポーズなのだが、膝が曲がってない。年だね。(野)

雷鳥の碑です。雷鳥について説明してあります。

オンダテ。もうピークが過ぎちゃってますね。

隠ちゃんがいるバスターミナルです。
まだ時間もあるのでせっかくだから花畑周回コースも制覇しようとしたのですが、途中工事中で一周できなかったため、それなら意味が無いと引き返しました。

ヤマアキノキリンソウ。
ミヤマアキノキリンソウは英語でWoundwort=「ケガに効く薬草」と言われ、世界中で薬草として利用されているそうです。

花畑周回コースで見れる花の案内です。

バスターミナルに続く道を登ります。道の先に隠ちゃんが立っています。小さくてちょっと分かりづらいです。

8時27分。ついにバスターミナルに到着しました。4時30分にご来光登山口バス停を下りたので4時間の登山でした。
あ~疲れた。

バスターミナル全体図。霧に覆われています。

銀嶺荘と恵比寿岳です。右側に自転車で上った時に記念撮影した看板が見えます。

鶴ヶ池の方です。霧で見えません。

自転車で上った時に記念撮影した看板。ここで3人で写真を撮ったときは嬉しかったなぁ。

8時50分発のこのバスに乗って平湯温泉に帰りました。サーッという感じの霧雨が降っています。

9時50分。平湯温泉バスターミナルにて。
我々、こういうのがあったら必ずやるお約束だったのに、意外にも野々垣、最初はやる気がなく。。
そこで隠ちゃんが率先して第一号をかって出ました!

だって、ドラゴン君だよ。さすがに子供だましにも程があるっしょ~。と、いいながら次の写真で…(野)

こういう写真が今回無くて寂しかったんだよ、ドラゴン君(のんのん)!
だいぶ体力も回復してきて、角度はついているけどキリっとした私である。(隠)

白骨温泉です。
写真は風呂上がりの様子。日帰り入浴客の受付時間は10時30分からで、我々は10時45分にやって来たのですが、駐車場はほぼ満車の状態でした。風呂もコロナ蔓延防止のため、前の入浴客が出ないと入れず、受付でかなり待つ羽目に。風呂に入っている時間を含めここに2時間滞在しました。

空を見てください。すっごくいい天気です。しかし、平湯温泉から泡の湯まで来る道のりはけっこう強い雨が降っていたんですよ。なんてったってこの頃、台風第8号が静岡県にいたんですから。
ちなみに、この味のある建物は、泡の湯温泉の社員寮です。

で、こちらが泡の湯入浴受付の建物。もう少し雰囲気ある建物にして欲しいものです。

<参考 泡の湯露天風呂>
ちなみに、中はこんな様子。野々垣は早々に風呂から出たので、隠ちゃんと1時間ほど長湯してました。いい湯だったなぁ~。

ふぅ露天風呂は良いね。みんなともさっぱりした顔してるよ。乳白色の混浴じゃなかったら、なおグレートだったよ(泣)。(隠)

私の車を前に隠ちゃんと2ショット。なんだかんだ言って、この旅行最後まで私が運転してたなぁ。平湯温泉からずっとサザンの曲を流しながら走ってました。

泡の湯駐車場入口の看板。この看板の前で3人で写真撮れば良かった。後ろに見えるのが私の車。二人が乗っています。

隠田が咆哮している~。トトロをイメージしたのかな?め~いちゃ~ん。あっ、これトトロじゃなかった(野)

この店に着いたのは13時30分。お昼には少し遅い時間なのにまだ客が外で順番待ちをしていて我々も待つ羽目に。ここがこの旅の最後のイベントです。あっという間の旅だったなぁ。

ちなみにこの店、「ぐりんでる」は白骨温泉の入浴待ち時間の間に探したお店です。隠ちゃんの蕎麦が食べたいというリクエストで選んだのですが、この店、蕎麦以外にもメニューにカレーや軽食などがあり、「この店、本当に蕎麦が美味いのか?」という疑惑がありました。
帰りの道沿いに店があること、食べログの評価が高かったという理由でここに決めたんだよね。

この後、小一時間ほど待ってから蕎麦にありつけるのだが、それを知らない我々であり、キリっとした私である。(隠)

天然小エビと野菜のかき揚げのざる蕎麦。
この店大丈夫?疑惑を打ち砕く本格的な蕎麦で美味しかったです。蕎麦は我々の分で最後になってしまい、大盛もできませんでした。

この蕎麦が出てきたのが14時10分。いや~、腹が減った。しかし、我々の最後を締める豪華な食事に大満足。
乗鞍ヒルクライム、上高地散策、温泉巡り、剣ヶ峰ご来光登山とイベント盛りだくさんの旅行で楽しかった~。
でも、この旅行が楽しかった一番の理由はまた3人で集まったから。また3人で旅行したいね。みんな、それまで健康でいてくれよ!

いやぁ~、あっという間でしたなぁ。蕎麦でしめ、というのが大人になった証拠かな。でも、それでも変わらない事の方が多くて(恐らくあっし自身も)なんかそれが心地よかったなぁ。また、会おう。とりあえずばいちゃ~。(野)

おまけ1
3人それぞれビーフカレーハーフを頼みました。野々垣氏、ビーフカレーなのにビーフが1欠片しか入っていないとご立腹でした!

おまけ2
うちらが電動自転車で上った約1ヶ月後(9月9日)、道路が崩落し通行止め。ここ、信号があって片側交互通行だったんだよなぁ。我ら3人運がいい。

【ニュース記事抜粋】
全面開通前日に乗鞍スカイラインが大崩落。再び通行止めに

2020年の豪雨で崩落し、復旧工事がこのほど終わった岐阜県の乗鞍スカイラインで9月9日、再び大規模な崩落が見つかり、秋山登山シーズンを前に再び通行止めとなった。復旧の見通しはたっていない。
岐阜県の発表によれば、現場は2年前の崩落と同じ箇所で、高山市丹生川町久手地内の平湯峠ゲートから1.2km地点。幅10m、長さ約38m、深さ15mにわたって路側が崩れている。この地点は復旧工事により昨年7月から片側交互通行となっており、9月10日から全面開通の予定だった。
乗鞍スカイラインは環境保護のためマイカー規制を実施しており、通行はバスやタクシー、自転車に限られる。今回の崩落に伴い、乗鞍岳へのバスを運行する濃飛バスとアルピコ交通は、岐阜側の平湯温泉・ほおのき平から乗鞍山頂(畳平)へのバスや、長野側の乗鞍高原から乗鞍山頂(畳平)へのご来光バスを当面運休とした。なお、ご来光バスを除く乗鞍高原から乗鞍山頂(畳平)へのバスは平常通り運行している。(写真はニュースのから拝借)

ページの先頭へ戻る