1人じゃできないことも、力を合わせればできる。3人の自転車旅行の思い出。
北海道旅行初日。この後、ずーずーしくも駅(栃木駅)の隣にあるロッテリアで朝食の残りのおにぎりを食す。ロッテシェーキ1杯で8席も占領。涼しかった。
そろそろバテ気味。この駅に着くまでに相当ジュースを買った。
後ろに写っている外人さんは日本語が上手かった。隠ちゃん、この日は頑張って走ったせいか鼻血が…。江川か、お前は!
鬼怒川手前の露天風呂の休憩所兼食堂(かご岩温泉)。夕食はカレーの大盛。この店の夫婦はとても我々3人に親切にしてくれた。
風呂上がりでさっぱりした顔の我々。
本当はもっと早くここに着くはずだったのだが、私が帽子を無くし、探すのに手間取ったため1時間ほど着くのが遅れた。
ちなみにこの日は、am4:00出発。昨夜は暑くてよく寝むれなかった。(野々垣は例外)
峠を越え、夕方やっと会津高田駅に着く。
この駅に着くまでけっこう迷った。この駅周辺はまだ6時だというのに、どこもご飯ものは出来ないという。なんちゅーとこだ。
熱海と書いて「あたみ」ではなく「あつみ」と読む。
この辺にコインランドリーはないかと探したが、案の定無かった。この辺は海岸沿いで快調な走りだった。
祭りの本番はあと3日位先だったが駅前に写真のようなねぶたの展示があった。今思えば私も隠ちゃんか野々垣に代わってもらい、一枚撮っておくべきだったかな。
後ろのねぶたを撮るためもう一枚。
このかき揚げ丼が食べたくて青森に降りたのです。この写真を撮るのはちょー恥ずかしかった。
この後、溜まっていた洗濯物を洗いにコインランドリー(この旅初!)へ直行。
私は隠ちゃんの後ろで看板の前にいるおっちゃんにつかまり話し込んでいる。
2人はそんな私をほっといて北海道の土を踏んでの写真をパチリ。友情を感じるワンシーン。
函館山中腹での函館の夜景。100万ドルの夜景であるが、中腹だから50万ドルか?(いや、消費税込みの51万5千ドルだ!?←当時の消費税は3%です。)
今回の旅で五稜郭跡は2回目だったが、ついに五稜郭跡の中に入ることは無かった。まぁ、地元の人に中は何も無いって忠告されたし…。
五稜郭跡の近くにある食堂(稜雲亭)前に飾ってある(?)大砲。
私は突撃のポーズをとっている。ちなみに、手前の自転車が私の愛車である。
この日は我々の旅で初めてキャンプ場なるもので羽を休めた。無論、タダだったからである。
そうそう、この日の夕食はこれもまた初の納豆ごはん。醤油が無くてまずかった。
激しい起伏をパンクと雨(小雨)にみまわれながらなんとかニセコに到着。
遅まきながら昼飯を食べた。メニューは「ヌプリカレー」の大盛。うまかった。
小樽に着いて、今回の旅で一番豪華であった食事。うに丼、ホタテ焼き、鰊を食す。 (民宿 青塚食堂)
「この後は極貧生活」と野々垣君宣言す。
この運河プラザで礼文までフェリーがあることを知り、早速TEL。But、もう昨年に廃航とのこと。隠ちゃんは足が痛かったので残念そう。
この駅の右側にある郵便局で軍資金を調達。写真を撮った後、札幌に向かったのだが、結構エグかった。
小樽運河は有名だが、どーも水がきれいじゃなかった。
札幌に着くなり、この建物に出くわし、何の建物か分からなかったが、我々の培った勘で有名なものと感じ、まずは一枚パシャリ。この後、旧北海道庁だと知る。
札幌と言ったら「時計台」。
写真を撮ったポジションはGoodだったが、逆光にしてやられたな。
時計台の中は無料の展示室。もちろん見学する。
時計台の中。隠ちゃん曰く、「Back to the Future」の時計のようだとのこと。ここで札幌の歴史をインプットした。
札幌駅にもう少しかっこいいイメージを持っていたのだが、現実はこんなもん。せめて小樽駅ぐらいのきれいな駅にしろよな。
野々垣君、横の旗のあるバイクのヘルメットを落っことしてしまい、大慌て。
私の後ろにそびえる3人の女の人の像が絵葉書に入っていたと隠ちゃんが力説して、それじゃあ撮ろうということになった。
クラークの全身像がある公園は遠いので北海道大学の敷地内にあるクラークの胸像前でパチリ。ちなみに我々のとっているポーズはクラークの全身の像のとっているポーズである。ここ北大の生協で夕飯として食パンとジャムとジュースを買う。
サッポロビール工場前。今ではこの工場内はビールは作られておらず、それどころか自転車や服が売られている始末。
野々垣君なかなかイカシタポーズ。
サッポロビール工場内。もうちょっと上を写して欲しかった。ちなみに、北海道限定ビールは、
サッポロ「classic」
キリン「北のキリン」
です。
この写真を撮った後、レンタカーを借りて一路層雲峡へ。車を使うとはズルイとの声があるが、戦士にも休息は必要。
ロープウェイ(層雲峡)の駅。この駅は登り口ではなく、山の上にある方。隠ちゃんの後ろにある売店で私と野々垣は肉まんを、隠ちゃんはあんまんを食す。
リフト。言うまでもなく私の後ろにいる野々垣、隠ちゃんペアが写してくれた。ロープウェイ→リフトと楽ちん。
この写真はのぼっているところ。
右下を見れば分かると思うが、リフトの終点。この先を行くには登山者名簿に名前を書かなければダメ。
景色が良かった。ちなみに、この写真の横にあった望遠鏡は無料であった。
この写真を撮るのに多少待たされた。観光客のほとんどが我々同様、ここで写真を撮るからである。
旭川から電車で一気に稚内へ。2両編成の電車だったが力強い走りに感動。
この駅に着いて早々、祭囃子が聞こえてきた。
「かっ飛ばせー、かっ飛ばせー」(私にはそう聞こえた)と、威勢のいいかけ声。稚内自体がたいして大きくない町だから祭りもそれほどすごくなかった。
このフェリーに乗って礼文島へ着きました。礼文島到着の記念すべき第1枚。この日は風が強かった。
なかなか見事な景色。左の看板にある久種湖物語の内容は、ここに来た人たちだけのヒミツ。
道場牧場の「最北端牛乳」をゴクリ。野々垣君、隠ちゃんの後ろに飾ってある写真を見て、ある作家に似ていると力説したが、間髪入れず、この店のおばちゃん、「それは私の夫です」。野々垣君、笑ってごまかす。
フェリーターミナルにて。
この写真を撮ってくれた人、左に見えるような旗を抜いたり、大変ご苦労様です。
桃岩展望台。
景色はサイコー!ちなみに、真ん中の石に刻まれている文句は当時の我々でさえよく読めませんでした。
前の写真の右側からもう一枚。
この展望台まで登るのはえらく大変だったが、下りはあっという間でした。
展望台への歩道。本来ここは花畑となっているのだが…。ご覧の通りである。
北はノシャップ、東はノサップ。北海道の地名は分かりづらい。ちなみにこのポーズの発案者は何を隠そう、私です。
宗谷岬にて。やっと着いたと言いたいよーだ。後ろのモニュメントで写真を撮るのが待ちきれない3人。
間宮林蔵の像。この写真を撮ってくれた人のグループは皆この像によじ登って記念写真を撮っていた。我々はまともだなぁ。
やっと順番が回ってきての写真。本当はもっと早く撮り終わっていたのだが、最初の時はフィルムが無くなっていたのでありました。お陰でまた最初から並びなおし。。
間宮林蔵の像とモニュメントの構図に注目。どーでも良いんだけどね。
前の写真の右側にある流氷館内。マイナス15℃ぐらいの中で我々は気合を入れている。白い塊が流氷。ちなみに見学料はタダ。ちょっと狭い。
猿払牧場の風車。ここでは牛乳工場を見学できる。3人でアイスクリームを食べた後、私一人でソフトクリームも食べた。ちなみに夕食は個人別々で私はここでハンバーグステーキとちょっとリッチ。
ここも猿払の風車の右側。左側に温泉(?)ホテル兼レストランがある。この日はここでキャンプ。我々の他にもたくさんキャンプする人達がいた。
有名な番外地。網走の観光はここのみとの噂も…。3人ともニポポ人形を購入。お約束の買い物。
ニポポ人形を模した公衆電話。私はこんなの撮らなくても良いのにと言っている。駅前にもこれと同じ公衆電話があるが、ここは前の写真のすぐ近く。
この日はこの駅で寝た。(夜は雨)
ちなみに、この写真を撮ってすぐ、帰りのフェリーに乗る日を1日早めたのでした。この日、自転車旅行初の大雨洪水注意報発令。
峠を越えるまでは霧雨だったが、屈斜路湖の見えるこの展望台でやっと晴れてきた。右手に屈斜路湖が見えた時の感動は忘れられない。
バックは屈斜路湖。
ちょっとアングルを変えてみました。
「俺は見られても平気だから砂湯に入る!」と息巻いていた野々垣氏もこの人の多さにあさっり前言撤回。彼にも一応人としての羞恥心をわずかながら持っていたようである。
ちなみに前とこの写真は微妙に違うものである。場所は2mぐらいしか離れていないんだけど。この後、アイヌ民族資料館へ。
霧の摩周湖。
一番私が北海道旅行で期待していたところなのに、霧で湖さえ見えないとは。。いかにも無念そうな私。
下の濡れ具合を見れば分かると思うが、小雨が降っています。
「右手に見えますのが摩周岳」とバスガイドのおねーちゃんが説明していたが、どこにあるんじゃ!なんも見えんぞ!
写真では分からないが、霧が風で流され、湖が見え始めました。我々の執念が成せる業。
わずかに見えるカムイッシュ島。決して写真の汚れではありません。次来るときは絶対晴れている所を撮って見せる。(午後は霧が晴れ、きれいに見えたらしい)
今まで野郎ばかりで写真を撮っていたので、私が女の子に頼んで一緒に写ってもらった。この娘たちも自転車で北海道を周っているとのこと。
夜はライトアップされていて中々きれいだが、屋根が出ていないので、私たちはここではなく小学校の軒下にテントを張っていた。
別海のキャンプ場。キャンプ料金が高いくせに夜は遅くまでガキがうるさい。ここから100mくらいの所に郊楽苑という建物があり、入浴料500円でリフレッシュできる。
同じくキャンプ場。ちなみに前の写真とも根室へ向かう日の朝。晴れてて気持ちいいー
根室駅に来るまでには激しい起伏を味わった。
この写真を撮った後、野々垣邸にTELしたら花咲ガニを食えとのお達しがありました。大喜びの3人。
向かい風の中ようやくノサップ岬へ着く。風が意外に冷たく、日陰は寒くていられなかった。この後、北方領土館を見学。
ここで箱崎さん(日大4年)に会う。写真を撮り終わった後、我々3人はここで歯磨きに精を出した。箱崎さんは我々が歯磨きが終えてちょっとしたら先に出発した。
寒い中やっと厚岸へ到着。ここはカキの産地とのこと。夕食は早速カキを食したのでした。野々垣氏、臨時収入で太っ腹。
カキ定食1,000円。ごはん大盛100円増し。カキ大盛100円増しの計1,200円でこの量とは!!!
我々3人とも超満足。腹いっぱいで動けなくなった。(店名:富多波(ふたば))
昨日厚床で知り合った箱崎さんと再び厚岸で会い、その後釧路まで一緒に走ることとなりました。この写真は箱崎さんから送られてきた。颯爽と自転車を走らすカッコイイ私である。
私の横にいるのが箱崎さん。真ん中の女の外人さんはこの駅前に座っていたので一緒に写ってもらいました。箱崎さん、彼女に会うなり I love youと言っておりました。
我々の旅で最初で最後の有料宿泊(一人2,500円)。大雨洪水警報が発令されるほどの大雨でやむなく泊まった。
久しぶりに遅くまでテレビを見ていました。写真は次の日の朝。ちなみにここは晩成温泉。
襟裳岬へついに到着。このポーズはトーテンポールのポーズとでもいおうか。もうちょっとアップで撮って欲しかった。
言わずと知れた「シェー」のポーズ。決まった!
野々垣氏のポーズもなかなか!彼の天性のなせる業か?!
風が強いんだ、これが。
我々の指し示すものには意味はありません。ただのポーズです。
最後の観光名所だから結構写真を撮ってしまった。もちろんここも襟裳岬。半袖じゃ結構寒かった。
ちなみに、手に持っている旗はホクレン(ガソリンスタンド)でもらいました。「Safty Summer Hokkaido」とある。
この日はここで宿泊。もちろん橋の下。夕食は中華で私はカレーチャーメン(カレー焼きそば)の大盛を食べました。
この後、ダイエーもどきの百貨店で長い間立ち読みをしていた。この日は朝昼晩とコンビニで済ました。
苫小牧に着いて最初の昼食。えびの頭がついているところに注目。ちょっと贅沢。ちなみにメニューは見れば分かると思うが天丼です。
苫小牧駅。シャッターを押してくれた人が女の牧師さんで我々にキリスト教に入るよう勧誘するが、あっさり断る。
ご馳走ばかりの写真を撮っていると我々の食生活の実態を誤解されると懸念し、納豆ごはんを食べているところを撮りました。いや~貧しい!
3人とも誰にもTELしていません。単なるポーズです。苫小牧フェリーターミナル内にて。売店で3人の記念としてキーホルダーをそれぞれ買う。
フェリーの甲板。もう北海道は見えない。野々垣君、船酔いでダウン。海風が強い。
2等船室の実態。我々にとってはテレビもあるし布団もあるから天国も同然。
東京湾。
後ろに見えるのが建設中の東京湾横断道路。東京は暑い!
やっと東京の地を踏んでほっとしている私である。長かった旅もついに終わった。。
隠ちゃん邸の前にて。隠ちゃんの髭が今回の旅の長さを窺わせる。ちなみに野々垣と私は口ひげを生やしている。
第一部 完